取り組み

3・4年複式算数授業(拳ノ川小学校)

2011年05月25日

3年「あまりのあるわり算」、4年「倍の計算」でした。

はじめてあまりのあるわり算を学習する3年生、「14÷3」の計算の答えを、「4ぐらい」「5ぐらい」と
戸惑いながら予想していきました。自分なりに図や絵を描き、説明する場面で、「誰にも分けられません、
答えは0人です。」と答えた子どもがいました。
理由を聞いてみると、「3つずつきちんと分けられないから、誰にも分けられない。」というのです。”等しく分ける”というわり算の意味が、きっちり定着していると感じたことでした。
授業を通して、、わり算には、”あまり”というものができるときがあるということを、驚きをもって理解した子どもたちでした。

授業後には、西部教育事務所の段松指導主事にご指導いただきながら、反省会を持ちました。文章題ではイメージ化がとても重要です。図に表してイメージ化する、出ている数に線を引かせるだけでなく、その数をどうするのかということを言わせる等、具体的な方法について話し合いました。


  

 

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